神社巡り【東霧島神社】
久々に天気も良かったので、東霧島神社にいってきました。
あると言われている神社です。
所在地などは、下記の通りです。
<東霧島神社>
〒889-4504 宮崎県都城市高崎町東霧島1560
※同じような名前の神社に「霧島東神社」という
高千穂にある神社もあるので、間違わないように
注意してください。
■東霧島神社の歴史
東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)は、霧島六所権現
の一つで、第5代孝昭天皇の御世に創建されたと伝え
られています。山の噴火などによって神殿などは焼失・
埋没し、荒廃していましたが、応年3年(963)に
再興され、江戸時代になり東霧島大権現宮と呼ばれる
ようになったそうです。
普通なら、「ひがしきりしまじんじゃ」と読んでしま
いそうですが、正式名称は「つまきりしまじんじゃ」
なんですね。調べてみて、こんな読み方もあるんだなと
びっくりしました。
■みどころ①本殿に続く石の階段
鬼磐階段というらしいのです。
昔、鬼が人間の美しい娘に惚れ、求婚したところ、その
父親が神に相談し、神が「一晩の間に、神殿に通じる階段
を1000個の石を使って作れれば、娘を嫁にしてやる、
できなければこの地を去りなさい」といったところ、999段
までしかつめず、鬼は娘と結婚することができず、
この石段だけが残ったというものです。
登ってみた感想としては、階段がうろこ状につんであり、
表面もツルツル、高さもまちまちなので、雨の日には
登りたくないなという印象でした。
雨などで足元が悪い日や自信がないなという人は、
本殿の鳥居の方からではなく、その手前にある小さな
鳥居の方からも本殿に上がることができます。
石段はなく、坂道のみなので、そちらから登った方が
いいかもしれません。
■みどころ②神石(しんせき)
この神石が、鬼滅の刃に出てきた、あの大きい石
のモデルなのではないかと言われています。
この石は、イザナギの尊の涙が固まったものとして
伝えられています。
夫婦となったあと、地上の生活に必要な様々な神を生み
出したそうです。
「火の神」を生み出したことがきっかけでイザナミの尊が
亡くなり、イザナギの尊はその死を悲しみ、その涙が固まり
「神石」となったそうです。イザナギの尊は、腰に付けていた
「十握(とっか)の剣」で今後再びこのような災難に世の中の人
が遭わない様に、という願いを込めて三段に切ったといわれ
ています。
■みどころ③木彫りの龍
鬼岩階段を登りきった先にある門の上の部分に見事な木彫り
の龍があります。
かっこよかった(* `꒳` * )ルン♪*°
■みどころ④厄割り石
入り口付近で、石を購入し、真ん中の石めがけて
投げて投げた石が割れると、鬱憤や災いを祓える
とのことでした。
■感想
本来は、隠れ家的で静かな神社なのかなというふうに思いました。
境内を歩いて、涼しくて気持ちよかったです。
近くを通りかかった際は、また行きたいなと思いました。